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先進ガラス技術を搭載した次世代ホワイトボード用液晶をISEで展示ディスプレイ技術

コーニングは、オランダ・アムステルダムで開催された展示会「Integrated Systems Europe(ISE)」(2015年2月10〜12日)に、堺ディスプレイプロダクト(SDP)製インタラクティブホワイトボード用液晶ディスプレイ(LCD)モジュールの試作品を出展した。

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 コーニングは2015年2月、オランダ・アムステルダムで開催された展示会「Integrated Systems Europe(ISE)」(2015年2月10〜12日)に、堺ディスプレイプロダクト(SDP)製インタラクティブホワイトボード用液晶ディスプレイ(LCD)モジュールの試作品を出展した。

 展示したインタラクティブホワイトボード用LCDモジュールは、画面サイズが70型で4K解像度の製品である。しかも、最大10点のマルチタッチ対応となっている。LCDモジュールは薄型設計で、その厚みは10mm未満を実現している。


コーニングが開発した3種類のガラス技術が搭載されたインタラクティブホワイトボード用LCD試作品の外観

 このLCDモジュールには、コーニングが開発した3種類の最新ガラス技術が搭載されているという。導光板用の「Corning Iris Glass」、バックプレーンおよびフロントプレーン用の「Corning EAGLE XG Slim Glass」、そしてカバーガラス用の「Corning Gorilla Glass」である。

 Iris Glassは、光透過率に優れたガラス導光板で、カラーシフトを最小限に抑え、明るく鮮やかな映像の表示を可能とする。同社では、テレビ以外への用途開拓を進めていく計画である。EAGLE XG Slim Glassは薄型化のための再加工が不要なガラスで、組み立てコストの削減を可能とする。さらに、アンチグレア(防眩)機能があるGorilla Glassは、優れたタッチ機能と視覚性能を得ることができるという。

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