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インタビュー

イメージセンサー買収を追い風に、市場平均の2倍以上の売上高成長を目指すオンセミの国内戦略オン・セミコンダクター 日本法人社長 雨宮隆久氏(3/3 ページ)

ON Semiconductorの日本法人では、2014年に前年比2倍以上を記録したデザインイン獲得金額を、イメージセンサー製品の提案強化などを通じてさらに伸ばす方針だ。

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グローバル事業に成長

EETJ 旧三洋半導体の事業の状況について教えてください。

雨宮氏 旧三洋半導体の事業を継承した「システム・ソリューションズ・グループ」(以下、SSG)は、オン・セミコンダクター全社の1つの事業部門として機能している。SSGの売り上げの60〜70%は、日本国外だ。日本の工場についても、SSG以外の事業部門の製品の製造も手掛けるようになり、完全にグローバルで活躍する事業となっている。

EETJ 販売サポートを担当する日本法人として、SSGとの連携などは行われていますか。

雨宮氏 当然のことながら、これまでSSGの製品に関する故障解析などはSSGの拠点を活用してきたが、これを全製品に対応できるよう設備を増強した。車載用途などで特に要求される迅速な解析サポートをより深い技術レベルで素早く対応できるようになった。

 その他にも、カスタム製品開発なども、SSGのリソースを活用しており、今後も継続していく。

日本重視の姿勢、投資は継続

EETJ 2014年には、富士通セミコンダクターの会津地区200mmウエハーライン運営会社(福島県会津若松市)への出資も決められました。

雨宮氏 BCP(事業継続計画)などの理由で合弁を行った。今回の出資からもオン・セミコンダクター経営幹部は、日本市場を重要視していることがお分かりいただけるかと思う。今後も、継続的に日本への投資を行っていく。

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