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amsが東京にデザインセンター新設、ASICの設計体制を強化ビジネスニュース 企業動向(2/2 ページ)

amsは、センサーソリューション・デザインセンター(以下、東京デザインセンター)を東京都内に新設し、本格的に業務を開始した。顧客の要求を反映したASICやアナログICの設計体制を一段と強化する。

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78%の増収

 amsは高性能アナログICに強みを持つオーストリアの半導体メーカーである。ホール効果を利用した磁気センサー(ホールセンサー)や、パワーマネジメントIC、照度センサー、カラーセンサー、センサーインタフェースなどを提供している。自前の前工程工場を保有しているのも同社の強みで、競合他社との差異化ポイントにもなっている。2014年度の全社売上高は6億1400万米ドルで、2015年第1四半期の売上高も前年同期比78%増と大幅な増収となった。

 Stockmeier氏は、今後の注目アプリケーションとして、既存の車載用途や産業用途に加えて、センシングと制御機能を備えたスマート照明管理ICや、医療用イメージングやポータブルヘルスデバイスの用途を挙げた。

 なお、同社は日本市場において直接的な顧客サポート以外にも、「テクニカルコミュニティ」活動として、東京大学の学生などをオーストリアなどに招くインターンシップ制度を積極的に支援している。「技術的な交流だけでなく、異文化にも直接触れてもらいたい」と話した。

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