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Apple WatchをX線写真で見るとこうなる! 「S1」の搭載部品も製品解剖(1/2 ページ)

モバイル機器の修理マニュアルを提供するiFixitが、「Apple Watch」のX線画像を公開している。単に分解しただけでは見られない内部まで鮮明に見えて、なかなか面白い。また、Chipworksは、Apple Watchの心臓部であるSiP(Silicon in Package)「S1」の搭載部品を公開している。

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 2015年4月に発売された「Apple Watch」。EE Times JapanではApple Watch分解の第1報として、心臓部であるSiP(Silicon in Package)「S1」をお披露目したところで終わっていた。

 今回は、iFixitがX線でApple Watchを撮影し、その画像を掲載しているので一部を紹介したい。また、エンジニアリングコンサルティング企業のChipworksが、S1に搭載されている部品を特定しているので、そちらも併せて見てみたい。


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「Apple Watch」のX線写真。やはり電池が大部分を占めているようだ(クリックで拡大) 出典:iFixit
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メインボードのX線写真。多くの受動部品が搭載されているのが分かる(クリックで拡大) 出典:iFixit
  • :インダクタ。中の巻き線コイルまでくっきりと見えている
  • オレンジ:コンデンサ。シールドケースのせいか、中身が見えず真っ黒のままである
  • 黄色:抵抗。あまり鮮明ではない
  • 黄緑:水晶は保護膜の下に集積されている。遅延と信号干渉を最小限に抑えるべく、プロセッサの近くに配置されている

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