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インターネットの明日を詰め込んだ大型トレーラー「IoT Truck」(後編)フリースケール開発者会議(FTF)レポート(6)(2/3 ページ)

今回は、先進運転システムやスマート・シティ向けのIoT技術の他、ベンチャー企業が開発したバッテリ内蔵リュックサックや、スマートフォンに取り付ける赤外線カメラが展示された。別のコーナーでは、RFパワートランジスタを採用した電子レンジや、生ビールの残量をモニタリングするプレートなど、ちょっと変わった開発品も並んだ。

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電力計と水道計のスマートメーター

 「(4)スマート・シティとスマート・エネルギー」のコーナーでは、スマートメーターの展示が目立っていた。無線通信機能を備えた2相電力計と単相電力計、水道計が陳列されていた。さらに、無線制御の道路照明、環境モニタリング端末などを展示していた。


photophotophoto 左=スマートメーター(無線通信機能を備えた2相電力計)のリファレンスデザイン / 中央=スマートメーター(無線通信機能を備えた単相電力計) / 右=スマートメーター(無線通信機能を備えた水道計)。2015年6月24日に撮影(クリックで拡大)
photophoto 左=無線で制御する道路照明 / 右=無線でデータを送信する環境モニタリング端末。2015年6月24日に撮影(クリックで拡大)

リュックサックが大型バッテリを内蔵

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大型バッテリパックを内蔵したリュックサック「Smart Backpack」。2015年6月24日に撮影(クリックで拡大)

 「(5)イノベーション・スペース」のコーナーでは、ベンチャー企業による研究開発(イノベーション)の成果を主に展示していた。

 初めに目についたのは、大型バッテリパックを内蔵したリュックサック「Smart Backpack」。AMPL Labs.が開発し、2015年10月に出荷を予定している製品である。スマートフォンやメディアタブレット、ノートPCなどを収納するとともに、これらのバッテリを充電しながら使用することを想定した。リュックサックが内蔵した大型バッテリの状態を、スマートフォンのアプリによって確認できる。

 スマートフォンあるいはメディアタブレットに取り付ける赤外線カメラ「Seek Thermal Camera」も興味深い。Seek Thermal(2012年設立、本社所在地は米国カリフォルニア州サンタバーバラ)が開発した。撮影対象の温度分布をカラー画像で表示する。カメラの解像度は206×156画素、撮像可能な温度範囲は−40〜330℃である。

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赤外線カメラ「Seek Thermal Camera」をメディアタブレットに取り付けた。2015年6月24日に撮影(クリックで拡大)

 このコーナーでは、IoT向けの開発ボードが数多く展示されていた。例えばEsquilo(2014年6月設立、本社所在地は米国テキサス州オースチン)のIoT向け開発ボード「Esquilo Air」はFreescaleの32ビットマイコン「Kinetis」と無償のリアルタイムOS「MQX」、無線ネットワーク「IEEE 802.11n Wi-Fi」、Webブラウザベースの統合開発環境(IDE)などを搭載する。

photophoto 左=EsquiloのIoT向け開発ボード「Esquilo Air」と説明パネル / 右=「イノベーション・スペース(Innovation Space)」に展示されていた開発ボード群 2015年6月24日に撮影(クリックで拡大)

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