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920MHz無線モジュールで「IoTを手軽に体験」評価ツールをセットにしたキットを提供(2/2 ページ)

富士通エレクトロニクスは、富士通のスマートネットワーク技術を搭載した920MHzの特定小電力無線モジュールを開発したと発表した。無線モジュールと評価ツールをセットにした無線センサーネットワーク評価キットを2015年8月末から提供するとしている。

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評価キットの構成

 無線センサーネットワーク評価キットは、WisReed通信モジュール5台(ゲートウェイノード:1台、センサーノード:4台)で構成されている。WisReed通信モジュールが5台あることによって、アドホック通信の手軽な体験が可能になる。

 経路表示ツールは、トラフィック状況やホップ数を視覚的に見ることができ、目に見えない無線の通信経路の確認ができる。無線アナライザなどの装置を使用しなくて済むため、ネットワークの最適化を容易にする。

 その他にもアンテナ、電池ボックス、各種ケーブル、サンプルプログラムやマニュアルが付属する。


経路表示ツールの機能画面 (クリックで拡大) 出典:富士通エレクトロニクス

 無線センサーネットワーク評価キットは2015年8月末より出荷を開始し、農地や生育環境のモニタリング、環境監視、施設管理や制御、構造物のモニタリングなどを行う事業者に展開していく。販売価格は、16万4000円(税別)としている。

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