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サイプレス/ザイン、USB 3.0カメラ開発キット提供4K/30fpsのストリーミング動画にも対応

サイプレス セミコンダクタとザインエレクトロニクスは、USB 3.0カメラリファレンスデザインキット「Ascella」を発表した。フレームレートが21fpsの1300万画素カメラに対応する。

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 サイプレス セミコンダクタとザインエレクトロニクスは2015年8月、USB 3.0カメラリファレンスデザインキット「Ascella」を発表した。フレームレートが21fpsの1300万画素カメラに対応することができる。産業機器や医療機器、マシンビジョン装置から、ノートPC、タブレット端末、ゲーム機器など広範なカメラ用途に向ける。

 Ascellaは、サイプレス製のUSB 3.0 カメラコントローラ「EZ-USB CX3」と、ザインエレクトロニクス製の画像処理LSI「THP7312」をベースとしており、ファームウェアやソフトウェア開発キット(SDK)、リファレンス回路図及び関連資料なども含まれる。CX3は、MIPIカメラシリアルインタフェース 2(CSI-2)規格に対応する全てのイメージセンサーに対して、転送速度が最大5Gビット/秒のUSB 3.0(SuperSpeed USB)の接続機能を持たせることができる。一方、THP7312は、1600万画素に対応する処理能力を備え、低消費電力で実現することができるという。


USB 3.0カメラリファレンスデザインキット「Ascella」の外観

 Ascellaは、オートフォーカス機能や自動露出機能、オートホワイトバランス機能などを備え、20種類の画素サイズを選択することができる。また、4K/30fps、1080p/60fpsといった高画質のストリーミング動画にも対応することが可能である。USB Video Class Control及び拡張機能によるチューニング機能もサポートしている。

 なお、Ascellaはプロダクトデザインサービス会社であるe-con Systemsから購入することができる。

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