ニュース
ついに10Kディスプレイ! 中国BOEが82型を展示:「CEATEC JAPAN 2015」の展示を写真で紹介(2/2 ページ)
中国の液晶ディスプレイメーカー大手BOEテクノロジーグループは、2015年10月7〜10日に開幕されている「CEATEC JAPAN 2015」(千葉市・幕張メッセ)で、10Kの82型ディスプレイの展示を行った。2015年6月に発表した「世界初」(同社)の同ディスプレイを写真で紹介する。
8Kディスプレイも写真で紹介
CEATEC JAPAN 2015では、110型や98型の8Kディスプレイ(7680×4320ピクセル)も展示されていた。現在8Kディスプレイは、展示会やカメラやレンズを扱うシステム業者などに利用されている。2020年の東京オリンピック・パラリンピックが開催されるまでには、コンシューマー向けの製品も展開したいという。
BOEテクノロジーグループの日本法人BOEジャパンは、個人や企業に関係なく8K映像を体感できる「8Kサロン」(事前予約制)を東京都港区の本社に開設。ビジネス利用の検討や個人で撮影した高解像度画像の鑑賞をすることができるという。
なお、BOEテクノロジーグループは、「CEATECアワード2015」の「ライフスタイル・イノベーション部門」で、グランプリを獲得している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「もう4Kには戻れない」――8Kディスプレイ、医療分野でのニーズ高く
「第25回ファインテック ジャパン」では、98インチ8Kの液晶ディスプレイや、260インチ4KのLEDディスプレイなど、大型ディスプレイの展示が目を引いた。8Kディスプレイは、医療分野でのニーズが高まっていて、医師からは「もう4Kには戻れない」という声も出ているという。 - ポテチを微妙な力加減で挟める力触覚通信
慶應義塾大学ハプティクス研究センターは、2015年10月10日まで開催されている展示会「CEATEC JAPAN 2015」で、ネットワークなどを通じ遠隔に力触覚情報を伝達できる力触覚通信のデモを公開している。 - 着座姿勢センサーで、居眠りなどの状態を検知
太陽誘電は、シートに座った状態でドライバーの異常な動作を検知できる着座姿勢センサーを開発した。アラーム警告などと連動することで居眠り運転などを防止することが可能となる。 - 未来の体温計は貼り付けて赤ちゃんの邪魔をしない
オムロン ヘルスケアは、独自のセンサー構造とアルゴリズムにより体の表面温度から体温を測定する、小型貼り付け体温測定技術を開発したと発表した。乳幼児や高齢者の体温変化管理、屋外作業者の熱中症予防に応用できるという。同技術は、「CEATEC JAPAN 2015」で展示されている。