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ルネサスが“クルマ”を売る!? その真意とは「DevCon 2015」で披露(2/3 ページ)

ルネサス エレクトロニクスは米国で開催した「DevCon 2015」で、同社のADAS(先進運転支援システム)向けの最新SoCなどを搭載した自動車を披露した。実は、この自動車は、自動運転車などの開発を促進すべく同社が発表した“プラットフォーム”である。

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Skyline Fleetに乗ってみた

 REAの説明担当者に「乗って乗って!」と促され、いざ乗り込む。目を引くのは、ヘッドユニットに搭載されたディスプレイだ。ライダーやレーダー、カメラで検知している周辺環境の様子がリアルタイムで表示されている。

モニタリングしている周辺環境の様子を表示
モニタリングしている周辺環境の様子を表示するディスプレイ(クリックで拡大)

 デモでは、駐車場を2周した後、実際に公道に出て数百メートルほど走った。駐車場では、デモ用に設置した信号機とV2I(Vehicle to Infrastructure)通信を行った。クルマが信号機に近づくと、信号機と通信して、“間もなく赤になる・青になる”と知らせたり、信号機に近づくスピードが速過ぎる(=スピードを出し過ぎている)と警告したりしていた。公道では、歩行者や他のクルマを検知する様子を示した。

信号機とのV2I通信
信号機とのV2I通信。信号機が青・赤になることなどを知らせている(クリックで拡大)
公道を走っている時のディスプレイの表示
公道を走っている時のディスプレイの表示。やや見にくいが、他のクルマなどを検知している(赤枠内)(クリックで拡大)

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