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Artix-7 35T FPGA評価キット、アヴネットが発売Linuxシステムから小規模組込み機器まで対応

アヴネットは、ザイリンクスArtix-7 35T FPGA評価キット「ARTY」を日本市場で販売開始した。

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 アヴネットは2015年10月、ザイリンクスArtix-7 35T FPGA評価キット「ARTY」を日本市場で販売開始した。Linuxベースのシステムから比較的小規模のマイコン応用機器まで、幅広い組込みシステムの開発用途に向ける。

 同開発キットには、Artix-7 ファミリのXC7A35Tを搭載したARTY 35T評価ボードと、ザイリンクス製の統合開発環境「Vivado」の「Design Editionバウチャーカード」が同梱されている。


ARTY 35T評価ボードの外観

 ARTY 35T評価ボードは、オープンソースハードウェア「Arduino」互換で、Arduinoピンアウト互換ボードである「chipKIT」IDEヘッダコネクタ、4個の小規模I/Oインタフェースボード「Digilent Pmod」互換ヘッダを搭載するなど、拡張性に優れた設計となっている。これによって、すでに市販されている数百のドーターボード「Arduino Shields」やDigilent Pmodを有効に活用することができる。

 この他、評価ボードには256MバイトのDDR3 SRAMや、10/100イーサネットインタフェース、USB-UART、LED及びアナログ入力端子などが搭載されている。ARTYキットの価格は1万2900円である。

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