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数字が暴く! “らくらくダイエット”の大ウソ世界を「数字」で回してみよう ダイエット(26)(4/5 ページ)

今回は、私が連載当初から掲げてきたテーゼ「人類は、ダイエットに失敗するようにできている」を、目に見える形(=シミュレーション)で示します。前半では、このシミュレーションに使うパラメータを作るべく、ダイエットの苦痛を“定量化”します。なぜ、“苦痛”がパラメータなのか? ――それは、苦痛を伴わないダイエットなど、ダイエットとはいえないからです。数字が、それをちゃんと語ってくれるのです。

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これが、シミュレータの構成図だ

 さて、”バーチャル江端”に加える変数が決まったところで、今回作ったシミュレーターの構成図(イメージ)を下記に記載します。

 シミュレーターは、大きく”バーチャル江端”と「超シンプル体重変動シミュレータ」の2つから構成されています。

「バーチャル江端」の構成図

 “バーチャル江端”は、まず、「超シンプル体重変動シミュレータ」から与えられる数値を使って、ダイエットに挫折するダイエッターの要因を数値化します。

(1)1カ月どころか、たったの1日も続かないダイエッター(→[in]ダイエット経過期間)
(2)空腹にたえかねて挫折してしまうダイエッター(→[in]苦痛量)
(3)順調に体重が落ちてこないと諦めてしまうダイエッター(→[in]「停滞」期間)

そして

(4)やがて体重計に乗るのを止めてしまうダイエッター(→[in]BMI)

 さらに、“バーチャル江端”はこれらの4つの数値から、自分の頭で考えて(byファジィ推論エンジン)、その日の自分の食事の量を決めます(→[out]その日の食事のカロリー)。

 ファジィ推論エンジンには、これまでの私の調査で調べた、典型的なダイエッターの振る舞い(3パターン[後半で説明します])を、ファジィルールとして設定しておきます。

 一方「超シンプル体重シミュレータ」は、その食事の量に基づいて、“バーチャル江端”の体重を正確に算出します。

 このように、”バーチャル江端”と「超シンプル体重シミュレータ」を交互に稼働させることで、”バーチャル江端”の体重がどのように変化していくのかを見ることができます。

 典型的なダイエッターの振る舞い(3パターン)を実現する”バーチャル江端のファジィルール用の変数として、以下を用意しました。

変数

 では、前半はここまでとします。

 後半では、いよいよ”バーチャル江端”によるシミュレーションを実施致します。

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