レビュー
「iPhone SE」を分解:4型ディスプレイに“回帰”(2/2 ページ)
2016年3月31日に発売されたばかりのApple「iPhone SE」を、iFixitが分解した。
その他の搭載部品
この他、メインボードには下記の部品も搭載されている。
- 赤:Avago Technologiesの中域パワーアンプデュプレクサー「ACPM-8020」
- オレンジ:Quorvo(TriQuint)の低域パワーアンプデュプレクサー「TQF6410」
- 黄色:TDKの受信モジュール
- 緑:Qualcommの電源管理IC「PM8019」
- 水色:Quorvoのアンテナスイッチモジュール「RF5159」
- 青:InvenSenseの6軸ジャイロスコープ/加速度センサー「EMS-A」
- ピンク:BroadcomのタッチスクリーンコントローラーIC「BCM5976」
iPhone SEのバッテリーの容量は6.2Wh(3.8V×1624mAh)である。iPhone 5sの5.96Wh(3.8V×1570mAh)よりも少し増加している。
iFixitは、修理のしやすさを10段階中「6」と評価している(「10」が最も修理しやすい)。同社はiPhone 5sについても「6」を付けていた。ちなみに、iPhone 6s/iPhone 6s Plusは「7」である。
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