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さらに進化したIoT機器がCESで一堂に会するCES 2017(3/4 ページ)

「CES 2017」(2017年1月5〜8日、米国ラスベガス)には多数のスマートデバイスが展示された。これらは明らかに今まで以上にスマート化を遂げている。

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事故を知らせてくれるヘルメット

 フランスのスタートアップCosmo Connectedは、ヘルメット(後ろ側)に取り付けるスマートデバイスを展示した。バイクが減速すると点灯し、ブレーキランプのような役割を果たす。

 さらに、バイクが転倒した時には緊急サービスなどに通知が行く機能も搭載している。必要であれば、転倒してから3分以内に緊急電話をかけ、GPSを基にバイクの位置を知らせることもできるという。


ヘルメットの後ろ側に取り付けるスマートライト

皮膚に直接刺してグルコースレベルを計測

 フランスのスタートアップPKvitalityは、「K-Track Glucose」「K-Track Athlete」といった優れたウェアラブル機器を発表している。同社は、「SkinTaste」という、独自技術を用いたバイオセンサーを持っている。このセンサーは、長さ0.5mmのマイクロニードル(針)から成るアレイで構成されていて、文字通り“味わって(Tasteして)”グルコースやラクトースのレベルなどを計測する。


PKvitalityが開発したラクトース計測デバイス

 PKvitalityによると、SkinTasteのマイクロニードルを皮膚に刺し、グルコースなどの成分を血液から直接吸収するという。同社のグルコース計測デバイスおよびラクトース計測デバイスはいずれも、FDA(米国食品医薬品局)の承認を待っているところだ。


マイクロニードルを搭載したバイオセンサー

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