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SMK、リモコン用IRデータライブラリーを提供家電製品を容易にスマート化

SMKは、家電製品などのリモコンから送信される赤外線データをデータベース化した「SMK IRライブラリー」の提供を始めた。

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まずは国内市場向けの主なエアコン、照明、テレビに対応

 SMKは2019年2月、家電製品などのリモコンから送信される赤外線データを、データベース化した「SMK IRライブラリー」の供給を始めた。家電製品などのスマート化につながる仕組みを提案していく。

 SMK IRライブラリーを用いると、家電製品本体の型番やリモコン型番を指定するだけで、対応する赤外線データを取得することができる。従来のように、リモコンに搭載された全ボタンの信号を手動で学習させる必要がないという。

 2018年12月時点でIRライブラリーが対応している家電製品は、日本国内で使われている国内メーカー10社のエアコン、国内メーカー13社の照明器具、国内メーカー10社と海外メーカー2社のテレビである。

 今後は、扇風機やロボット掃除機、電動カーテンなどのリモコンに採用されている赤外線データについても順次、ライブラリーとしてサポートしていく計画である。

 同社は、BLE(Bluetooth Low Energy)で受信したデータを、赤外線データに変換して赤外線リモコン対応の家電製品に送信するユニット「IR blaster」(ステッカー)を販売しているが、このユニットとIRライブラリーを組み合わせることで、早期にスマートホームを実現することが可能になるという。


IRライブラリーとIR blaster(ステッカー)などを組み合わせた家電製品ネットワークシステムのイメージ 出典:SMK

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