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装着から歩行まで1人でできる、歩行支援ロボットCEATEC 2019

外骨格ロボットの開発と販売を手掛けるFREE Bionics Japanは「CEATEC 2019」(2019年10月15〜18日、幕張メッセ)で、歩行支援ロボット「FREE Walk(フリーウォーク)」のデモを行った。

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 外骨格ロボットの開発と販売を手掛けるFREE Bionics Japanは「CEATEC 2019」(2019年10月15〜18日、幕張メッセ)で、歩行支援ロボット「FREE Walk(フリーウォーク)」のデモを行った。

 FREE Bionics Japanは、2017年2月に設立された台湾FREE Bionicsの日本支社で、2017年4月に設立されている。FREE Bionicsは、車いす利用者が台湾一周を旅するというプロジェクトをサポートするために誕生した。FREE Bionics Japanの担当者は、「プロジェクト参加者には、車いすではなく、できれば立ち上がって自分の足で台湾を一周したいという思いがあった」と語る。

 それを実現すべく開発されたのがFREE Walkだ。身長150〜190cmのユーザーに適用できる。FREE Walkは「着用から歩行まで、自分1人でできること」をコンセプトにしている。股関節の部分が90度開くようになっていて、ユーザーは車いすから直接、乗り換えることができる。着用したら、足の部分が自動で前進し、歩行をサポートする仕組みだ。歩行をアシストする量も変えられる。FREE Walkのバッテリー持続時間は約2時間。歩行速度は時速2kmだという。

「FREE Walk」の外観(左)と、股関節部分を90度広げたところ。車いすからの乗り換えもラクに行えるという(クリックで拡大)
FREE Walkを装着したら、立ち上がってすぐに歩き出すことができる。3〜5度の傾斜であれば歩行できる(クリックで拡大)

 FREE Walkは、日本でも購入可能でレンタルプランもある。装着するためのトレーニングも提供しているという。

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