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ダイワ通信、顔認識と体温測定できる装置を販売:新型コロナの感染拡大を防ぐ
ダイワ通信は、顔認証端末と測温モジュールを組み合わせた非接触型の体温測定機能付き監視デバイスの販売を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大防止対策などに向ける。
発熱者やマスク未装着者を自動で検知、事務所への入室拒否も
ダイワ通信は2020年3月、顔認証端末と測温モジュールを組み合わせた非接触型の体温測定機能付き監視デバイスの販売を始めると発表した。発熱のある人などを自動で検知することができる。新型コロナウイルスの感染拡大を防止する対策などに向ける。
新製品は、搭載した独自のディープラーニングアルゴリズムにより、人物の顔を高い精度で高速に認識することができるという。同時に非接触で人物の体温を測定する。撮影した画像からマスクを装着しているかどうかも検知することが可能である。
この装置をオフィスビルや工場の入口に設置しておけば、発熱のある人やマスクを着用していない人が装置の前を通過した時、必要に応じて入口のドアをロックし、建物内への入室を拒否することができる。顔認証端末の情報と連係させることで、従業員の健康管理やオフィス内での感染拡大を防止することが可能となる。
同装置は2020年3月下旬より出荷を始める予定で、価格(税別)は28万8000円からとなっている。同社では、新型コロナ対策に取り組む企業に対し、500台限定ながら18万8000円の特別価格(税別)を設定している。なお、機器の販売だけでなく、設置や保守サービスまで一貫したサポートを同社が行う予定である。
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