コラム
売上高1兆円突破のイメージセンサー、新型コロナ影響下も同規模見込むソニー:電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記
主力市場への懸念点を挙げつつも、「前年度並みに『とどまる可能性』」と説明。
この記事は、2020年6月1日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
※この記事は、「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」をお申し込みになると無料で閲覧できます。
ソニーは2020年5月、2019年度通期決算説明会や経営方針説明会を相次いで開催。説明会では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が同社に与えた影響が682億円に上ったと明かしました。2019年度の通期業績は減収減益という結果で、2020年度の見通しも「未定」という発表でしたが、この2つの説明会からは、COVID-19の影響下においても変わらぬ、イメージセンサーへの自信が伝わってきました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ソニー、イメージセンサーにAI処理機能を搭載
ソニーは、イメージセンサーにAI処理機能を搭載した「インテリジェントビジョンセンサー」を発表した。エッジ側でAI処理を行うため、クラウド利用時のデータ転送遅延や通信コストの低減が可能となる。 - ソニー、セルサイズ5μmのSWIRイメージセンサー
ソニーは、産業機器向けにSWIR(短波長赤外)イメージセンサーを開発し、2020年6月より順次サンプル出荷を始める。セルサイズが極めて小さく、多画素で小型化を実現するとともに、可視光から非可視光帯域まで撮像をすることが可能である。 - 積層型イベントベースビジョンセンサーを開発
ソニーとProphesee(プロフェシー)は、積層型イベントベースビジョンセンサーを共同開発した。画素サイズが4.86×4.86μmと極めて小さく、ダイナミックレンジは124dBを上回る。