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PALTEK、リアルタイムシミュレーターを発売FPGAにプラントモデルを実装

PALTEKは、自動車の開発などで採用が進むモデルベース開発において、コントローラの評価を比較的手軽に行える高速演算リアルタイムシミュレーター「MODEL CUBE」を開発し、販売を始めた。

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小型サイズで、消費電力は最大15W

 PALTEKは2020年9月、自動車の開発などで採用が進むモデルベース開発において、コントローラの評価を比較的手軽に行える高速演算リアルタイムシミュレーター「MODEL CUBE」を開発し、販売を始めた。

 MODEL CUBEは、XILINX製FPGA「Kintex UltraScale」を搭載している。複雑な演算とI/O制御をハードウェアで処理することにより、演算処理の最適化とI/Oバスの速度を向上させ、リアルタイム応答を実現した。従来の一般的なHILSテスト装置に比べて、システムのコスト低減や小型化を図り、評価や検証の効率化が可能である。

 MODEL CUBEは、顧客が開発したモーターやエンジンといった各種プラントモデルなどを、HDL(ハードウェア記述言語)に変換してFPGAへ実装。アナログやデジタルのインタフェースと接続すれば、開発したシステムをリアルタイムでシミュレーションすることが可能である。1ミリ秒の制御周期に対応するため、タスク時間は200マイクロ秒以下を実現した。


MODEL CUBE(中央)とその概要図 出典:PALTEK

 MODEL CUBEの外形寸法は、141×187×92mmとコンパクトで、消費電力は最大15W。インタフェース回路のカスタマイズも可能で、より高速なI/Oや特殊なI/Oを必要とするHILSやRCPなどの検証についても、個別に対応するという。

 PALTEKでは、自動運転ECU向けの車両モデルシミュレーターや、多関節ロボットアーム向けの多軸モーターシミュレーター、エッジAI機能搭載カメラ向けのカメラモジュールシミュレーターなどへの活用を提案していく。


MODEL CUBEの活用事例(自動運転ECU向け車両モデルシミュレーター) 出典:PALTEK

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