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2025年には6000億米ドル!? 急成長が続く半導体市場電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記

半導体市場は4年ごとに急成長ーー。半導体不足も必然的なものに思えてくる。

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 この記事は、2021年6月14日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。

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2025年には6000億米ドル!? 急成長が続く半導体市場

 先週6月8日、WSTS(世界半導体統計)が2021年春季の世界半導体市場予測を公表しました。

 ご存じの通り、WSTSは毎年、春と秋の年2回、半導体市場予測会議を行い、それぞれ6月、12月に予測結果を公表してきました。ただ2020年春からは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて、予測会議を中止。WSTS加盟会社それぞれの予測値の平均を取る形で、WSTSの予測値を作成し、公表しています。

 さて先週発表された半導体市場予測ですが、前回2020年12月公表の秋季予測から大幅に上方修正されました。昨年秋時点では、ことし2021年半導体市場規模を4694億300万米ドルと予測していましたが、今回の春季予測では5272億2300万米ドルを予測。10%以上の上方修正幅であり、この半年間も半導体需要が旺盛だったことがうかがえる予測になりました。

 いうまでもないと思いますが、5272億2300万米ドルという市場規模は過去最大であり、5000億米ドルの大台突破も初めてとなります(もちろん予測通りいけばの話ですが……)。

 4000億米ドルの大台を初めて突破したのが2017年。そこからわずか4年で市場規模が1000億米ドル以上拡大したことになります。

 その前はどうだったかと思い、振り返ると以下のようになっていました。

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