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onsemiが米メイン州とベルギーの工場を売却ファブライト戦略を進める

onsemiは2022年2月28日(米国時間)、米国メイン州サウスポートランドの製造施設売却に関する正式契約の調印と、ベルギー・アウデナールデの工場の売却を完了したと発表した。

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 onsemiは2022年2月28日(米国時間)、米国メイン州サウスポートランドの製造施設売却に関する正式契約の調印と、ベルギー・アウデナールデの工場の売却を完了したと発表した。onsemiは2021年8月に、工場の数を減らすファブライトの方針を発表。自社の製造ネットワークを、より効率的な工場に集約しつつ、300mmウエハー関連に投資するなど生産能力そのものは増強する戦略を行っている。

 サウスポートランドの工場は200mm(8インチ)ウエハー対応で、0.18μm〜1.5μmのアナログCMOS、BCDMOS、バイポーラ、SiCエピタキシャルといったプロセスを活用している。もともとは旧Fairchild Semiconductorの製造拠点だった。

 サウスポートランドの工場および事業は、アナログ/ミックスドシグナルやディスクリート半導体を手掛ける米Diodes Incorporatedに売却される。売却は2022年第2四半期に完了する予定だ。Diodes Incorporatedは今後、アナログ製品の成長に伴い、同工場の生産能力を拡大していく計画だという。

 アウデナールデ工場は150mm(6インチ)ウエハー対応で、0.35μm〜2μmの低電圧/中電圧/高電圧アナログCMOSとBCDプロセスを扱う。onsemiは2022年2月8日(米国時間)、半導体関連の専門知識を持つ投資家と経営者で構成されるコンソーシアムBelGaN Groupに売却する取引を完了した。


onsemiが進めるファブライト戦略[クリックで拡大] 出所:onsemi

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