コラム
30年来のトラウマにリベンジして高まった学習意欲:電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記
今の環境はお金をかけずに手軽に何でも学べるが、重要なのは学習意欲がいつまで続くかかと思います。
この記事は、2022年3月7日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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30年来のトラウマにリベンジして高まった学習意欲
個人的な話の上に、30年ほど前のことで恐縮ですが、それまで得意科目だと自負していた数学や理科などいわゆる理数系科目が高校に入った途端、難解な授業の連続で急速に落ちこぼれていきました。
特にもうダメだと悟ったのが、三角比でした。正弦定理だとか、余弦定理だとか、なぜそうなるのかという概念的な部分が全く理解、納得できず、その辺りから数学への自信を失い、落ちこぼれていったことをはっきりと覚えています。
それから30年近くが経過した昨年秋、そんなトラウマの三角比と向き合わなければならなくなりました。高校生の息子から「教えてくれない?」と、三角比の問題を突きつけられたのです。
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