コラム
毎年4万人を奪い合い!?――“優秀な人材”について考える:電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記
皆さんの考える「優秀な人材」についてご意見や採用基準がありましたら、コメントやSNSで共有していただければと存じます。
この記事は、2022年12月27日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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2022年10月17日に編集部に異動してから早2カ月、約50の企業/団体/大学などを取材する中で、「『優秀な人材』が欲しい!」「『優秀な学生』に興味を持ってもらいたい」という言葉を聞く機会が多々ありました。また、展示会などでは高校生/大学生に向けた展示なども行われていました。
▼「僕はnm単位の仕事をしてるんだぞ」 半導体業界あるあるが漫画に
私も自社採用イベントでの登壇やプライベートでキャリア教育などをしているため、感覚的に「優秀な人材」を感じるようになってきましたが、客観的な「優秀な人材」はどれくらいいて、何をもって「優秀」と言うのでしょうか。
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