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大判化でソニーが独り勝ち、スマホ需要減で逆風下のイメージセンサー市場電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記

厳しい環境のスマホ向けイメージセンサー市場で、ソニーが主要メーカーとして唯一、前年から増収を記録し、市場シェアを伸ばしたことが報告されています。

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 この記事は、2023年2月20日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。

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大判化でソニーが独り勝ち、スマホ需要減で逆風下のイメージセンサー市場

 2022年のスマートフォン向けCMOSイメージセンサー(以下、CIS)の市場は、スマホ需要低迷の影響を大きく受けた結果、マイナス成長となりました。ただ、そんな厳しい市場環境において、ソニーが主要メーカーとして唯一、前年から増収を記録し、市場シェアを伸ばしたことが報告されています。

 CIS市場は近年、スマートフォンの普及および多眼化/センサーの大判化などのトレンドを背景に成長を継続しており、市場調査会社IC Insightsによると2016〜2021年、CIS市場の売上高は年平均成長率(CAGR)13.9%とかなりのハイペースでその規模を拡大してきました。ただ、ここ最近はスマホ需要の低迷や多眼化トレンドの低迷などの影響を受け、成長が減速。2022年9月には、同年のCIS市場規模が13年ぶりに縮小するという予測が発表されていました。

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