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次世代データセンター向け水晶発振器 日本電波工業が開発:高周波、高精度、低ジッタを実現
日本電波工業(NDK)は、156M〜625MHzの周波数範囲に対応し、高精度で低ジッタを実現した小型の「差動出力水晶発振器」を開発した。データセンターで用いられる光伝送モジュールの基準クロック源などに向ける。
データセンター内の光伝送モジュールなどに対応
日本電波工業(NDK)は2024年11月、156M〜625MHzの周波数範囲に対応し高精度で低ジッタを実現した小型の「差動出力水晶発振器」を開発した。データセンターで用いられる光伝送モジュールの基準クロック源などに向ける。
新製品は、パッケージの外形寸法が2.0×1.6×0.66mmと、2.5×2.0×0.74mmの2サイズで提供する。出力電圧など仕様の違いによって合計8製品を用意した。まずは基本波が156.25MHz品と312.5MHz品のサンプル出荷を始め、基本波625MHz品まで順次そろえていく。これらの製品は車載向けにも対応しているという。動作温度範囲は−40〜105℃で、総合周波数許容偏差は最大±20×10-6である。
量産開始は、156.25MHz品を2025年4月より、312.5MHz品については2026年4月を予定している。
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