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「Intelは私の人生そのものだった」Pat Gelsinger氏がCEO退任今後は「よりスリムで機敏に」(2/2 ページ)

Intelは、同社のPat Gelsinger氏が同月1日付でCEOを退任したと発表した。取締役からも退任した。業績低迷が続くなか取締役会の衝突も一部で報じられていて、事実上の解任とみられる。同社取締役会は、新CEOの人選を行う間の暫定共同CEOとして、David Zinsner氏とMichelle(MJ) Johnston Holthaus氏の2人を指名したとしている。

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「Intelは私の人生そのものだった」とGelsinger氏

 Intelは、Gelsinger氏については、「Intelでの在職期間中、さまざまな職務を通じて、重要なイノベーションを推進し、事業のみならず、より広範なグローバル・テクノロジー業界を発展させてきた。尊敬を集めるリーダーであり、熟練した技術者でもある同氏は、イノベーションに注力する一方で、組織全体に危機感を持たせるという重要な役割を果たしてきた」などと述べている。

 Gelsinger氏は、「Intelを率いることは、私の生涯で最も名誉なことだった。このグループの人々は、ビジネス界で最も優秀で、聡明な人々であり、一人一人を同僚と呼べることを光栄に思う。Intelは私の現役キャリアの大半を占めていて、この会社は私の人生そのものだった。われわれがともに成し遂げてきた全てのことを、誇りを持って振り返ることができる。Intelが現在の市場力学に対応できるよう、厳しいながらも必要な決断を下してきたこの1年は、われわれ全員にとってチャレンジングな年だった。Intelファミリーの一員として共に働いてきた世界中の多くの同僚に、私は永遠に感謝する」とコメントしている。

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