この記事は、2025年5月15日に発行した「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたコラムの転載です。
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腰が痛い。首が、肩が重い。体の悲鳴が無視できないほど大きくなってきました。
それもそのはず、主に自宅で仕事をしている私のデスク環境は、大学入学時に購入した小さめのデスクと、学校の備品のような体に沿わない椅子で構成されているからです。朝が来るたび小さな天板にノートPCとモニター、筆記用具などを並べ、硬い椅子の上で背中を丸めて8時間。体にいいはずがありません。
デスクも椅子もまだ使えるからもったいない……と思っていましたが、私の腰が先に壊れそうだったので、さすがに買い替えることにしました。まずはデスクを大きめのものにし、そのまま置いていたモニターはアームで浮かせ、省スペースに。これでデスクは広くなりました。
問題は椅子です。せっかくなら良いものを買いたいですが、世の中にはワークチェアが多すぎます。どうやって選ぼうかと思っていた折、ワークチェア専門店のコンシェルジュサービスの存在を知りました。国内外15ブランドの高機能ワークチェアを約60脚そろえたお店で、その名もWORKAHOLIC(ワーカホリック)。仕事中毒……思わず身構えるネーミングですが、それだけ楽しく働けるようにという意味なのだとか。
「高ければ良い」は間違いらしい
予約して行ってみると、おしゃれな空間にワークチェアがずらりと展示されていました。ここでは、専門知識を持った「チェアコンシェルジュ」がマンツーマンでサポートしてくれます。
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