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面発光レーザー技術にドラマあり、開発者が語る実用化への道筋モノづくり総合版メルマガ 編集後記

「プロジェクトX」のような話でした。

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 この記事は、2025年9月11日に発行した「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたコラムの転載です。

※この記事は、「モノづくり総合版 メールマガジン」をお申し込みになると無料で閲覧できます。


 2025年9月9日、本田財団が毎年授与している「本田賞」の第46回(2025年)受賞者に、面発光レーザーの開発に寄与した伊賀健一博士が選出されました。

 本田賞は、本田技研工業(ホンダ)創業者の本田宗一郎氏および、その弟である弁二郎氏の寄付金によって設立された本田財団が、エコテクノロジーの観点から次世代のけん引役を果たしうる個人、またはグループの業績をたたえて贈っている国際褒章です。

 幅広い学術分野を対象とし、社会での実用性までを評価するところが特徴で、青色発光ダイオードの開発に携わった中村修二博士(2000年)や炭化ケイ素(SiC)パワーデバイス研究、実用化に貢献された松波弘之博士(2017年)、フラッシュメモリ発明者の舛岡富士雄博士(2018年)など、半導体関連でも大きな功績をあげられた方々が受賞しているため、ご存じの方も多いかもしれません。

 私はこういった取り組みがあることを知らなかったのですが、今回、本田財団の方にお声がけいただき、受賞者発表会に参加してきました。発表会の場では短時間ではありますが、伊賀博士のスピーチも行われました。

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