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変わり者が日本の強み? イグ・ノーベル賞で笑って、考える電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記

ジョークのような研究が世界を変える可能性もあります。

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 この記事は、2025年9月29日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。

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変わり者が日本の強み? イグ・ノーベル賞で笑って、考える

 2025年のノーベル賞も発表間近。EE Times Japanとして特に外せないのは、やはり10月7日に発表予定の物理学賞の行方でしょう。そちらは発表されてからのお楽しみとしつつ、個人的に毎年楽しみにしているのが「イグ・ノーベル賞」です。

 「人々を笑わせ考えさせた研究」を対象にしたノーベル賞のパロディー的な存在ですが、創設は1991年とそれなりに歴史も長く、ユーモアの中に深い含蓄や将来性があり、いろいろなことを考えさせてくれます。そんなイグ・ノーベル賞の2025年受賞者が9月24日に発表されました。

 物理学賞は「カチョ・エ・ペペ(パスタ料理)のソースがダマになりやすい物理的な原因と、それを防ぐ作り方」ということで、残念ながら半導体関連の研究はないものの、日本からは農研機構(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)の兒嶋朋貴氏らのグループが生物学賞を受賞しました。

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