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スタンレー電気、岩崎電気の全株式を取得し子会社化:公共インフラなどで電子事業を強化
スタンレー電気は、岩崎電気の全株式を取得し2026年4月1日をもって連結子会社にする。これを機にスタンレー電気は、公共インフラや産業分野といった新たな領域で電子事業を強化していく。
ASEAN・インドを中心とした海外市場で事業拡大を目指す
スタンレー電気は、岩崎電気の全株式を取得し2026年4月1日をもって連結子会社にすると発表した。これを機にスタンレー電気は、公共インフラや産業分野といった新たな領域で電子事業を強化していく。
スタンレー電気は、自動車用ランプを中心とした「自動車機器」、LEDなどの「コンポーネント」および、車載センサーや光学モジュールユニットを扱う「電子応用製品」という3つの領域で事業を展開している。
岩崎電気は、屋外や公共照明を中心に「照明ソリューション事業」や「光・環境事業」などを展開。特に、硬化や殺菌、加熱などの用途に用いられる産業用UV光源/照明装置では高い競争力を持つという。
スタンレー電気はかねてより、自動車機器を中核事業としながら、コンポーネンツ事業と電子応用製品事業を合わせた「電子事業」についても、ポートフォリオの拡大に取り組んできた。
今回、岩崎電気をグループ化することで、これまでスタンレー電気単独では参入しにくかった公共インフラや産業分野などの市場で電子事業を強化、拡大することが可能となった。中期経営計画によれば、2029年3月期には電子事業で2000億円の売上高を目指している。また、ASEAN(東南アジア諸国連合)/インドを中心とした海外市場で事業を拡大していく方針だ。なお、取得した株式数は27万8331株で、取得額は702億9200万円(アドバイザリー費用などを含む)
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