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エリクソン、日本の新R&Dセンターを横浜に開設:先進の無線HW/SW開発に注力
エリクソンは、横浜・みなとみらい21地区に「新R&Dセンター」を開設する。同センターではグローバルおよび、日本市場向けの先進的な無線ハードウェア/ソフトウェアの開発に注力する。
エコシステムとの連携や国際的な標準化活動を展開
エリクソンは2026年2月、横浜・みなとみらい21地区に「新R&Dセンター」を開設すると発表した。同センターではグローバルおよび、日本市場向けの先進的な無線ハードウェア/ソフトウェアの開発に注力する。新拠点は2027年上半期(1〜6月)に正式オープンするが、2026年4月からエリクソン横浜オフィスと同居する形で活動を始める。
新R&Dセンターは、同地区にあるエリクソンの既存拠点およびラボに近接する場所に設ける。ここでは、高性能なプログラマブル5Gネットワークや次世代モバイル技術、オープンRANなど先進的な無線技術の開発に取り組むとともに、エコシステムとの連携や国際的な標準化活動を展開していく。施設内には、顧客やパートナーとの共創活動を行うエリアなどを設ける予定だ。
新R&Dセンターでは既に、即戦力となる技術者や新卒者の採用を始めている。最終的には最大300人規模の研究開発職を採用していく予定だ。なお、無線R&D日本センターの統括責任者にはヤン・ファルグレン氏が就任する。
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