コラム
油の知見でサーバを冷やす ENEOSの液浸冷却液:電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記
さまざまなテーマのEXPOが集まった展示イベント「Japan IT Week【春】2026」。個人的に気になったのが「データセンターEXPO」で見かけた、ガソリンスタンドでおなじみのENEOSによるサーバ向け液浸冷却液「ENEOS IXシリーズ」です。
この記事は、2026年4月27日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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油の知見でサーバを冷やす ENEOSの液浸冷却液
2026年4月8〜10日にかけて「Japan IT Week【春】2026」が開催されました。さまざまなテーマのEXPOが集まった展示イベントでしたが、個人的に気になったのが「データセンターEXPO」で見かけた、ガソリンスタンドでおなじみのENEOSによるサーバ向け液浸冷却液「ENEOS IXシリーズ」です。
液浸冷却は、その名の通りサーバを丸ごと冷却液に沈めて冷やす方式です。従来の空冷や水冷方式よりも冷却効率が高く、サーバのパフォーマンス向上に加え空冷ファンがないことによる静音化、省電力化も期待できます。さらにファンの振動やホコリの付着もなく、全体を均等に冷やせるため故障率低下にもつながるとのこと。
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