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IOWNが宇宙へ、NTTとMBRYONICSが光通信モジュール開発で協業10倍以上の通信速度向上へ

NTTは、宇宙通信向け光トランシーバーモジュールを、アイルランドのMBRYONICSと共同開発していくことで基本合意した。NTTが推進するIOWN技術を宇宙ビジネスに適用していくのが狙い。

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宇宙空間における通信速度が従来方式に比べ10倍以上に

 NTTは2026年6月、宇宙通信向け光トランシーバーモジュールを、アイルランドのMBRYONICSと共同開発していくことで基本合意したと発表した。NTTが推進するIOWN技術を宇宙ビジネスに適用していくのが狙い。

 NTTは、次世代情報通信基盤構想「IOWN」に基づき、地上ネットワーク分野における光通信および、信号処理技術の研究開発に取り組んできた。さらに今後は、IOWN技術による光通信をベースとした宇宙インフラを構築し、NTTグループ全体で宇宙ビジネス「NTT C89」の事業拡大に取り組んでいく計画である。

 一方、MBRYONICSは衛星間や衛星−地上間をつなぐレーザー光通信技術に強みを持ち、25〜800Gビット/秒に対応したトランシーバープラットフォームの開発などを行っている。今回はNTTとの基本合意に基づき、NTTが研究開発してきたデジタルコヒーレント技術を搭載した光トランシーバーモジュールの開発に取り組むことになった。

 開発する光トランシーバーモジュールは、商用化される複数の宇宙向け光通信端末(OCT)に組み込まれる予定だ。このモジュールを実装すれば、宇宙空間における通信速度は従来に比べ10倍以上になるという。


IOWN技術による光通信をベースとした宇宙インフラのイメージ図[クリックで拡大] 出所:NTT

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