令和8年熊本地震、半導体メーカー工場の対応状況:最大震度7を受けて
2026年7月28日夕方に、熊本県で最大震度7の地震(令和8年熊本地震)が発生した。ルネサス エレクトロニクスや三菱電機、JASM、ソニーなど、熊本県内に製造拠点を持つ半導体メーカーが被害状況の確認を急いでいる。
2026年7月28日夕方に発生した、熊本県を震源とする最大震度7の地震(令和8年熊本地震)を受け、熊本県内に製造拠点を持つ半導体メーカーが被害状況の確認を急いでいる。
最大震度7の地震を受け確認進む
ルネサス エレクトロニクスは、震度6強を観測した熊本市南区に川尻工場を有する。同工場は8インチウエハー対応の前工程製造拠点で、自動車向けを含むマイコンを中心に製造している。また、同社は同じ熊本県内に、後工程製造拠点の錦工場(球磨郡錦町)も有する。川尻工場、錦工場ともに地震発生後より操業を停止している。従業員の避難と安否確認は完了し、人的被害は出ていない。
安全最優先のもと、2026年7月29日朝から建屋/設備への影響を確認している。同日正午時点で、川尻工場は壁面の亀裂や一部漏水が確認され、純水の供給を一時的に停止。錦工場は一部天井パネルの落下や壁面のひび割れが確認されているが、どちらも空調や電力供給設備は問題なく、クリーンルーム環境は維持されているという。
ソニーは、震度5強を観測した菊池郡菊陽町にイメージセンサー量産拠点である熊本テクノロジーセンターを有している。2026年7月29日正午時点の発表によると、地震発生直後から生産活動を停止し、建屋やファシリティの被害状況を確認中だ。また長崎県諫早市、大分県大分市/国東市、鹿児島県霧島市の各生産拠点は建屋/ファシリティに大きな被害はないとする。
TSMCの製造子会社であるJapan Advanced Semiconductor Manufacturing(JASM)は、菊池郡菊陽町のソニー熊本工場近隣に自動車や家電、イメージセンサーなどに向けたロジック半導体を製造している熊本工場を有する。
三菱電機は、震度6弱を観測した合志市にパワーデバイス製作所を有する。
各社の対応状況は、発表があり次第随時更新する。
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