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2026年は「2nm商用化元年」 Panther Lake搭載PCなど最新機を分解この10年で起こったこと、次の10年で起こること(105)(4/4 ページ)

今回は2026年前半に発売された、AppleやSamsungなど大手メーカーのノートPC/スマートフォンを分解する。2026年はいわゆる2nm(相当を含む)の商用化元年だ。秋ごろにはAppleやGoogleからも2nmプロセッサの登場が予想されるが、現在はどのプロセッサもArmの同バージョンCPUを搭載するなどで、横並び比較がしやすい。

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車載、ロボットなどへの展開も期待されるQualcomm

 図7は2026年第一四半期に発売されたASUSのノートPCに搭載される、Qualcomm「Snapdragon X2 Elite Extreme」の様子である。Qualcomm独自のCPU「Oryon」が18コア、独自GPU「Adreno」が16コア搭載され、パッケージ内で48GBのLPDDR5Xと接続されている。

 製造はTSMCの第4世代の3nm「N3X」。独自コアと最新プロセスで製造され、高い周波数で実現できる競争力の高いプロセッサだ。今後こうした成果が車載やロボット分野にも応用、展開されていくものと思われる。

図7:ASUS製PCに搭載のQualcomm「Snapdragon X2 Elite Extreme」
図7:ASUS製PCに搭載のQualcomm「Snapdragon X2 Elite Extreme」[クリックで拡大]出所:テカナリエレポート

中国メーカーのプロセッサも一挙分解

 図8は、詳細は省略するが、2025年後半から2026年前半にかけて商用発売された中国メーカー製プロセッサの一部である(その他も多数解析済)。Huaweiの「Kirin 9030」は多くのHuawei製スマホに搭載され、Axera製プロセッサは多くのガジェット、SpacemiT製品はロボットやエッジAI、CIX製品はワークステーションなどに搭載され商用での成長を果たしている。中国プロセッサは本連載でも、別途詳細を取り上げたい。

図8:中国メーカーの最新プロセッサを一挙紹介
図8:中国メーカーの最新プロセッサを一挙紹介[クリックで拡大]出所:テカナリエレポート

 次回は最新ジンバルカメラを取り上げたい。

執筆:株式会社テカナリエ

 “Technology” “analyze” “everything“を組み合わせた造語を会社名とする。あらゆるものを分解してシステム構造やトレンドなどを解説するテカナリエレポートを毎週2レポート発行する。会社メンバーは長年にわたる半導体の開発・設計を経験に持ち、マーケット活動なども豊富。チップの解説から設計コンサルタントまでを行う。

 百聞は一見にしかずをモットーに年間300製品を分解、データに基づいた市場理解を推し進めている。


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