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AIデータセンターの800VDC化へ InfineonとEatonが協業:SiCパワーデバイスで効率/電力密度を向上

Infineon Technologiesは、Eatonの中電圧ソリッドステートトランスフォーマー(MVSST)2.0プラットフォーム向けに、炭化ケイ素(SiC)パワーデバイスを供給する。今回の協業は800VDC AIデータセンター電力配分アーキテクチャを対象としている。

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SiC技術と電力分配/電力変換技術を融合

 Infineon Technologies(以下、Infineon)は2026年10月、Eatonの中電圧ソリッドステートトランスフォーマー(MVSST)2.0プラットフォーム向けに、炭化ケイ素(SiC)パワーデバイスを供給すると発表した。今回の協業は800VDC AIデータセンター電力分配アーキテクチャを対象としている。

InfineonのAndreas Weisl氏
InfineonのAndreas Weisl氏[クリックで拡大] 出所:Infineon Technologies

 EatonのMVSST 2.0プラットフォームは、従来のアーキテクチャに比べ電力変換の段数を減らすことで、効率や電力密度、導入の柔軟性を高めた。InfineonのSiCパワーデバイスを用いることで、効率や電力密度、システム信頼性のさらなる向上を図る。

 両社は今後、2.3kV/3.3kVのSiCパワーモジュールをベースとした次世代SSTプラットフォームの検討を進める。これによって、AIデータセンターや電力網の近代化、再生可能エネルギーなどの用途で、より高いシステム電圧やさらなる高効率化、信頼性向上を実現する考えだ。

 Infineonのエグゼクティブバイスプレジデント兼インダストリアル&インフラストラクチャーチーフセールスオフィサー(CSO)を務めるAndreas Weisl氏は、「イートンとの協業を通じて、SST技術の発展を促進していくとともに、将来のAIデータセンターを支える、より拡張性が高く、効率的で持続可能なインフラの実現に貢献していく」とコメントした。

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