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2011年の世界半導体売上高、Q4は伸び悩むも過去最高を記録ビジネスニュース 市場動向

半導体の売上高は3000億米ドル近くに達するも、市場の成長は鈍化している。また、日本と欧州は、前年に比べて市場規模が縮小した。

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 世界半導体市場統計(WSTS:World Semiconductor Trade Statistics)が集計した2011年の世界半導体売上高は、前年比0.4%増となる2995億2000万米ドルに達し、過去最高を記録した。2011年12月の売上高は、ほぼ予想通りだったものの、2011年第4四半期が伸び悩んだので、2011年通年の世界半導体売上高は3000億米ドルを下回る結果となった。

 2011年12月における世界半導体売上高の3カ月移動平均値は、238億3000万米ドルだった。また、2011年12月の実際の売上高は、前月比12.0%増となる253億5000万米ドルで、通常の傾向を上回る伸びを見せた。しかし、2010年12月の世界半導体売上高は265億6000万米ドルだったことから、前年同月比では減少する結果となっている。また、2011年第4四半期の世界半導体売上高は715億米ドルで、前期比では7.7%減、前年同期比では5.3%減だった。

 2011年第4四半期の平均売上高は、前期比では1%未満の減少にとどまったが、10月と11月の売上高が少なかったことから、全体の売上高は大きく減少する結果となった。この主な要因としては、DRAM価格の下落やPC市場の伸び悩みなどが挙げられるが、半導体市場全体の成長が鈍化していることが分かる。

 欧州半導体工業会(ESIA:European Semiconductor Industry Association)によれば、2011年のディスクリート市場およびオプトエレクトロニクス市場、センサー市場の売上高は、2010年比で8.3%増、プロセッサ市場の売上高は同7.5%増だった。さらに、この他の大半の半導体市場で、売上高が増加したという。

 2011年の世界半導体売上高を地域別でみると、南北アメリカ地域とアジア太平洋地域では年平均成長率が伸びているものの、欧州と日本では縮小する結果となった。アジア太平洋地域は世界最大の半導体市場で、売上高は前年比2.5%増となる1640億300万米ドルを記録した。また、南北アメリカ地域は、前年比2.8%増となる552億米ドルだった。一方、日本市場は前年比7.9%減となる429億米ドル、欧州市場は前年比1.7%減となる373億9千万米ドルだった。

【翻訳:田中留美、編集:EE Times Japan】

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