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エルピーダ、再生支援先に内定のMicronと協議開始ビジネスニュース 企業動向

2012年2月に会社更生法の適用を申請して以来、更生手続きにおけるスポンサーの候補を探してきたエルピーダメモリだが、その候補にMicron Technologyが内定した。今後両社は、更生手続きの支援に対して、契約条件交渉に入るという。

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 会社更生手続き中のDRAM大手エルピーダメモリは2012年5月10日、再生支援先に内定したMicron Technology(以下、Micron)との間で、再生支援に関する契約の締結に向けた協議を開始すると発表した。エルピーダメモリの再建をめぐっては、5月5日にMicronが内定したとする報道が流れていた。

 エルピーダメモリの発表によると、東京地方裁判所は2012年5月10日、管財人において、エルピーダメモリの会社更生手続きに従い、Micronがエルピーダメモリのスポンサーとなって同社を支援することに対し、Micronとの契約条件交渉に入ることを許可したという。今回の協議の開始は、この許可に基づくものである。

 エルピーダメモリは2012年2月27日、会社更生法の適用を申請した。同社は10日付けの発表資料の中で、「会社更生手続きは既に開始されているが、同手続きにおけるスポンサーを選定するための入札手続きを行った結果、Micronをスポンサーの有力候補先として交渉を進めていく」としている。

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