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ソニーは再び輝けるか、復活支える名機と一流技術(前編)フォトギャラリー(5/5 ページ)

最近は赤字や経営難ばかりが取り沙汰されているソニー。オーディオや映像、ゲームなどの分野で数々の大ヒット製品を生み出してきた輝かしい歴史は、忘れ去られているようにすら感じる。だが同社の製品ポートフォリオを詳しく調べてみれば、市場をけん引してきた名機や一流技術の存在に、あらためて気づくはずだ。

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 Sierra MediaのDipert氏は、「ソニーのデジタルカメラを購入して、不満を抱いている人を知らない」と語る。「特に、同社は今、特許を持つリムーバル記憶媒体『メモリースティック』に代わって、業界標準となっているSDカードを利用する方向にシフトしているので、なおさら不満が減ったのだろう」(同氏)。

 ソニーは、コンパクトデジタルカメラ「Cyber-shot」からデジタル一眼レフカメラ「α(アルファ)シリーズ」まで、幅広い製品を提供している。

 「α77」は、ソニーの技術力を結集した製品だ。約2430万画素のCMOSイメージセンサーを搭載し、クラス最高の解像度を実現している。さらに、有機ELディスプレイ(OLED)を採用したビューファインダーを搭載したことで、細部までクリアな写真が簡単に撮影できるようになった。

 Dipert氏は、デジタルカメラ市場におけるソニーの成長の速さにも注目している。「ソニーはフィルムカメラからデジタルカメラに移行し、一眼レフカメラ市場にも参入した。そしてまたたく間に、ペンタックスやオリンパスを追い抜き、ニコンやキヤノンなどの老舗ブランドに匹敵するほどのデジタルカメラ大手へと成長した」(同氏)。

⇒後編はこちら

【翻訳:滝本麻貴、田中留美、平塚弥生、編集:EE Times Japan】

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