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Samsungの新スマートウオッチ「Gear 2」を分解:製品解剖(2/2 ページ)
2013年に発売され、既にスマートウオッチ市場でトップのシェアを占めるSamsung Electronics(サムスン電子)の「Galaxy Gear」。2014年2月には、後継機種となる「Gear 2」が発表された。iFixitが分解しているので、その様子を見ていこう。
メインボードは?
次にメインボードを見ていこう。
メインボードに搭載されている部品は次の通りである。
- 赤:Samsung「KMF5X0005M」。DRAMパッケージのように見える。動作周波数が1GHzのデュアルコアCPUが下に搭載されているようだ
- オレンジ:Motorola「MPS14X 60X5V3 1410WeC」
- 黄色:Maxim Integrated「MAX77836」。Micro USBコントローラとリチウムイオン電池充電器のように見える
- 緑:STMicroelectronicsの32ビットARM Cortexベースのマイコン「32F401B」
- 青:「0225E8 E225B4」と刻印されたチップ(メーカー名、分からず)
- ピンク:BCD Semiconductor Manufacturingのオーディオコーデック「Y831」
- 黒:InvenSenseの6軸角速度センサー/加速度センサー「MP65M」
Gear 2の分解の詳細は、iFixitのWebサイトに掲載されている。
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