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サムスン電子、安全・音声制御機能を強化したスマートホームサービスをIFAで初公開ビジネスニュース 企業動向

サムスン電子は2014年8月、ドイツ・ベルリンで2014年9月5日(現地時間)に開催される国際コンシューマ・エレクトロニクス展「IFA2014」で、「サムスン スマートホーム」とプレミアム家電の新製品を初公開する。

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 サムスン電子は2014年8月、ドイツ・ベルリンで2014年9月5日(現地時間)に開催される国際コンシューマ・エレクトロニクス展「IFA2014」で、「サムスン スマートホーム」とプレミアム家電の新製品を初公開すると明らかにした。サムスン スマートホームは、安全(セーフティ)サービス、エネルギーモニタリング、位置認識、音声制御などの機能を追加したもの。サムスン製品だけでなく、ドアロック、IPカメラ、スマートプラグなど、他の製品にもつないで使用できるという。

 安全サービスは、外出中、玄関のドアロックが開錠されると、家族のスマートフォンに知らせが伝わり、IPカメラで家の中を確認できる無人警備システムだ。


サムスン電子水原事業場での「サムスン スマートホーム」のデモの様子。スマートフォンと冷蔵庫を接続している (クリックで拡大)

 スマートホームサービスに接続中の全ての機器の電気消費量や費用を集計し知らせてくれる、エネルギーモニタリングサービスもお目見えする。位置認識機能は、使用者が自宅近くまで帰ってきたことをスマートフォンを通じて認識し、家に着く前に照明やエアコンなどの家電製品を前もって作動させる機能だ。

 サムスン電子のウェアラブル機器GearシリーズやスマートフォンGALAXYの音声認識サービス「Sボイス」を通じて、エアコンやロボット掃除機、照明などをいつでもどこでも操作できる。音声を通じて電源を付けたり消したりするだけでなく、「エアコン温度を下げて」「寝室の照明を点けて」などの細かい命令も音声で伝えることができる。

 生活家電部門では、世界屈指の女性シェフ、エレナ・アルサック氏をプレミア家電開発プロジェクト「クラブ・デ・シェフ*)」のメンバーとして新たに迎え入れ、シェフマーケティングを強化していく。今回のアルサック氏の加入で「クラブ・デ・シェフ」のメンバーは総勢7人になった。

*)クラブ・デ・シェフ(Club des Chefs):製品開発の初期段階から世界有数のシェフたちの助言を仰ぎながら、冷蔵庫や調理家電の製品開発を進めているサムスン電子のプロジェクト。これまで冷蔵庫、電子レンジ、食器洗浄機、オーブンレンジなどを「CHEF COLLECTION」シリーズとして製品化している。

 サムスン電子は今回、8730m2の大型展示場「シティキューブ・ベルリン」にて製品を単独展示する予定だ。この規模は、IFA2014の出展企業の中でも最大規模を誇る。民生家電部門の社長を務めるユン・ブグン氏が基調講演も行う予定で、同氏は「展示場を訪れた観覧客は、スマートホームの未来を体験し具現化できる多様な製品を目にすることができるはずだ」としている。

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【翻訳/編集:EE Times Japan】

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