10月7日にCEATECが開幕へ、開催テーマは「NEXT――夢を生みだし、未来を描け」:CEATEC 2014 開催直前情報
IT/エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が2014年10月7〜11日の会期で、幕張メッセを会場に開催される。開催テーマは「NEXT――夢を生みだし、未来を描け」。「IT・エレクトロニクス産業の幅広い分野における最先端技術とイノベーションを集結し、IT・エレクトロニクスの展望・未来・可能性を描く」(主催のCEATEC JAPAN実施協議会)という。
ことしも間もなくCEATECが開幕する――。
IT/エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が2014年10月7〜11日の会期で、幕張メッセを会場に開催される。主催は、情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、電子情報技術産業協会(JEITA)、コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)の3団体で構成するCEATEC JAPAN実施協議会。
今回のCEATECの開催テーマは「NEXT――夢を生みだし、未来を描け」。「IT・エレクトロニクス産業の幅広い分野における最先端技術とイノベーションを集結し、IT・エレクトロニクスの展望・未来・可能性を描く」(CEATEC JAPAN実施協議会)という。市場成長が見込まれる医療・ヘルスケア、自動車、エネルギーなどのIT・エレクトロニクス以外の分野との連携や市場の垣根を越えた融合により、新たなビジネス機会を創出する場としての展示会を目指す。
展示会場の構成は、AV機器をはじめとした最先端の機器/システムを紹介する「ライフ&ソサエティ ステージ」と電子デバイス/材料や製造装置などを展示する「キーテクノロジ ステージ」の2つの展示ステージを用意する他、次世代自動車やセーフティテクノロジー、各種ウェアラブルデバイス、生活支援ロボット、クラウド、各種ソフトウェアなど次世代トレンドに沿った技術、製品を紹介する特別企画展示「NEXTイノベーションプラザ」を展開する。
ライフ&ソサエティ ステージでは、次世代映像技術や、スマートフォン、ウェアラブルなどの最新モバイルコミュニケーションや次世代無線通信、家とエネルギーと家電をつなぎ制御するHEMSやV2H(Vehicle to Home)、家庭用蓄電システム、スマート家電、スマートシティを支えるエネルギーマネジメント、ICTの利活用を促進するクラウドサービス、ユーザビリティの向上やセキュリティに不可欠な認証ソリューションなどが紹介される予定だ。
キーテクノロジ ステージでは、社会インフラを支える省エネ/蓄エネ/創エネ技術、自動車の電装化や製品機能をコントロールするセンシングデバイス、電気自動車(EV)などの進化を引っ張る先進車載部品、スマートフォンやウェアラブルデバイスなどの小型化やエネルギー効率向上を支えるキーデバイス、安全で快適にさまざまな機器を操作できる入力デバイス、医療・福祉機器向け各種デバイスなど、世界最先端の高機能電子部品などの出展が見込まれている。
カンファレンスでは、開催初日となる2014年10月7日に主催3団体の代表を務める東芝 副会長 佐々木則夫氏、富士通 社長 山本正已氏、豆蔵ホールディングス 社長 荻原紀男氏によるキーノートスピーチが行われる。また、NEXTイノベーションプラザと連動したウェアラブル、ロボティクス、ソフトウェア&コンテンツ、モビリティなどに関するキーパーソンを招いた講演も連日、行われる。
その他、研究、開発に携わるキーエンジニアの交流を深めるガイドツアーなど、新たなビジネス機会の創出を目的とした企画も実施される。
なお、開催前日の10月6日には、前回に引き続き、「メディアコンベンション(報道関係者向けの公開時間)」が開催される予定。アイティメディアが運営するEE Times Japan、EDN Japan、MONOist、スマートジャパンの4メディアではCEATEC 2014特集ページを設け、CEATEC開催まで各編集部が厳選した注目企業の見どころ情報やCEATECで注目される製品ニュースなどを多数紹介していく。もちろん、メディアコンベンションや展示会の速報リポートなどもCEATEC 2014特集ページに掲載していく予定だ。
関連キーワード
CEATEC 2014 | CEATEC | 家電 | 自動車 | イノベーション | 次世代 | スマートフォン | 協議会/コンソーシアム | 展示会 | スマートウォッチ | コンピュータソフトウェア協会 | スマートハウス | CIA | クラウドコンピューティング | 電子部品(エレクトロニクス) | ロボット開発 | エネルギーマネジメントシステム | 省エネ | エネルギー効率 | エンジニア | ロボット | セキュリティ | スマートシティ | スマート家電 | 社会インフラ | 創エネ | 東芝 | ユーザビリティ | ウェアラブル
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- サムスン電子、安全・音声制御機能を強化したスマートホームサービスをIFAで初公開
サムスン電子は2014年8月、ドイツ・ベルリンで2014年9月5日(現地時間)に開催される国際コンシューマ・エレクトロニクス展「IFA2014」で、「サムスン スマートホーム」とプレミアム家電の新製品を初公開する。 - 脳波で家電を操作、ALS患者向けのソフトウェア
フィリップスとアクセンチュアが、脳波で家電を操作するソフトウェアを開発した。脳波測定機器とタブレット端末、ウェアラブルディスプレイを接続し、照明やテレビの操作や、メールの送信などを行う。筋肉の萎縮などが起きるALS(筋萎縮性側索硬化症)患者など、身体にまひを持つ患者が暮らしやすい環境の実現を目指す。 - スマートウオッチは“歩きスマホ”を減らす?
Googleの「Android Wear」を搭載したスマートウオッチの発売が続いている。腕時計で時間を確認する感覚でメッセージを確認できるスマートウオッチは、増加する“歩きスマホ”による事故の件数を減らすことにつながるのだろうか。