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補強時間を10秒縮める光ファイバ融着接続機などを展示Photonix 2015

住友電気工業は、「Photonix(フォトニクス) 2015」で、光ネットワーク配線システムに向けた新製品を幅広く紹介した。特に光ファイバケーブルはもとより、光デバイスから光配線ソリューションまで、光ネットワーク配線システムに関する同社の総合的な技術/製品力をアピールした。

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 住友電気工業は、「Photonix(フォトニクス) 2015」(2015年4月8〜10日、東京ビッグサイト)において、新製品を中心に光ネットワーク配線システムに向けた製品を幅広く紹介した。光ファイバケーブルや融着接続機などに加え、100G小型光トランシーバや関連デバイスから光配線ソリューションまで、光ネットワーク配線システムに関する同社の総合的な技術/製品力をアピールした。

 新製品の1つが小型光ファイバ融着接続機「TYPE-201e」である。現行モデル「TYPE-201」シリーズを機能強化した。新製品は本体にバッテリを装着した状態での充電を可能とした。これまでは、本体からバッテリを取り出して充電する必要があった。もう1つは標準補強時間をこれまでの40秒から30秒に短縮したことである。「これらの改善によって融着作業の効率や利便性を、より高めることができる」(説明員)という。


標準補強時間を短縮するなど機能強化を図った小型光ファイバ融着接続機「TYPE-201e」(右)の外観

 TYPE-201eは、これら新機能以外にも融着作業の初心者が、効率よく確実に融着接続を行うための機能を搭載した。直観的に操作できるタッチパネル機能の採用や、ヘルプ動画で作業を支援するインストラクションビデオを内蔵している。

 この他、光ネットワーク配線システムに関するさまざまな新製品を展示した。例えば、100G小型トランシーバや、光トランシーバ用光デバイス、コヒーレント通信用光デバイスなどである。さらに、8MPOコネクタをベースに、データセンタなどにおける40G/100Gイーサネットへの移行を視野に入れた光配線ソリューションなども提案した。

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