ニュース
ユーブロックス、大阪にオフィスを開設:ビジネスニュース 企業動向
スイスのu-blox(ユーブロックス)は2015年6月1日、日本法人ユーブロックスジャパンの大阪オフィスの開設を発表した。新オフィスの設立により、自動車・産業機械・民生機器業界で、より身近なサポートを提供できるとする。
自動車市場向けに測位用半導体とワイヤレス通信用半導体を提供するスイスのu-blox(ユーブロックス)は2015年6月1日、大阪オフィス(大阪市中央区城見)の開設を発表した。
同社は2007年11月、自動車や携帯端末向けのGPSチップなどの急成長する市場を取り込むために日本法人ユーブロックスジャパンを、東京都港区に設立。測位モジュールからセルラーモジュール、近距離無線モジュールまで、総合的に提供する同社の強みを生かして、日本における地位を確立してきた。
*)関連記事:M2M用無線通信モジュールで「高シェア狙う」、u-bloxのビジネス戦略
新オフィスの設立により、自動車・産業機械・民生機器業界で、より身近なサポートを提供できるとしている。同社代表の仲哲周氏は、「関西エリアでの継続的なビジネス拡大に伴い、お客様のより近くでサポートを提供したいと考えていた」と述べている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- IoT機器向け無線モジュール、複数の無線通信規格に1個で対応
u-blox(ユーブロックス)は、「第18回 組込みシステム開発技術展」(ESEC2015/2015年5月13〜15日、東京ビッグサイト)で、GPSやセルラー、Wi-Fi/Bluetoothなど主要な無線通信技術に対応できるIoT(モノのインターネット)機器向け「ワイヤレス&測位ソリューション」を提案した。 - M2M用無線通信モジュールで「高シェア狙う」、u-bloxのビジネス戦略
u-bloxは、日本市場でのM2M向け無線通信モジュールの展開を強化している。非民生機器市場に特化した製品戦略を掲げ、長期安定供給を実現するため無線通信チップの自社開発もスタートさせた。 - Bluetooth対応機器が花盛り、CESで見た注目製品
ラスベガスで開催中の「2015 International CES」では、数多くのBluetooth対応機器が展示されている。その中のいくつかを紹介しよう。 - 膨大なIoT機器も安定してつながる――制御信号数を従来比1/10に削減
NECは、IoT(モノのインターネット)機器の特性や状況に合わせて、ネットワークシステムと機器間の制御信号を削減できる通信技術を開発した。制御信号数を従来の1/10に低減することができ、ネットワークの負荷を抑えた信頼性の高いモバイルネットワークを実現することが可能になる。