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夏休みの子どもと“インテル、はいってる”を学ぶ:ムーアの法則 50周年記念展示(3/3 ページ)
東京で2015年最高の37.7℃(8月10日現在)を記録した8月7日、私は汗だくになりながら科学技術館へと向かった。夏休み中の子どもたちが館内を走り回る傍ら、PCの進化の歴史を知ることができる「ムーアの法則 50周年記念展示」に行くためだ。本記事は、展示の様子を写真で紹介する。
次世代を担う子どもたちに
インテル社長の江田麻季子氏は、同展示の開催にあたって「子どもたちは生まれた頃からインターネットが存在し、小さいころからスマートフォンの中身がどうなっているか知る機会がない。今回の展示で、次世代を担う子どもたちに今までの歴史について興味をもってもらいたい」と語った。
同展示は、科学技術館2階スペースで2015年8月21日まで行われている。また、科学技術館でもこれまでの50年間の産業技術の変遷を紹介する「くらしの技術⇔50年『大・展望展』」が2015年8月30日まで行われているので、夏休みで暇を持て余す子どもたちがいるご両親にお勧めしたい。
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