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ビジネスチャンスを逃さないOTP内蔵電池保護IC短納期かつ高精度を実現!(2/2 ページ)

ミツミ電機は2015年10月10日まで開催された「CEATEC JAPAN 2015」でウェアラブル機器にも対応したリチウムイオン電池関連ICの新製品を展示した。

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ウェアラブル機器向け残量計IC/高度気圧センサーも

 さらにミツミ電機は、3.0mm角サイズの電池残量計IC「MM8013W」を出品。±2%の検出精度を持ちながら、消費電流を最大6.4μAに抑えた。「ウェアラブル機器全体の消費電力を抑えるためには、電池残量計ICの消費電力を抑制することは不可欠。6.4μA以下に消費電流を抑えたことで、電池使用時間はおおよそ3%程度伸びるだろう。ME01と組み合わせて使用することで、ウェアラブル機器の長時間駆動に貢献できる」としている。


保護IC、電池残量計IC、充電ICという3つのリチウムイオン電池用ICの新製品を組み合わせた動作デモの様子。3つのIC合計で、9μA前後の消費電流を実現していた (クリックで拡大)

 この他、ミツミ電機では、2.0パスカルの高分解能を実現するMEMS技術を使った高度気圧センサー「MMR931XA」を展示。分解能2.0パスカルは、17cmの高度差を検出できる精度に相当する。「現状の機器は、階段を“○○階分昇った”といった表示だが、新製品を使用することで、階段を“○○段分昇った”というようなより細かな表現が可能になるかもしれない」という。パッケージサイズ3.0mm角のMMR931XAは、2015年10月中に量産する予定。さらに、同様の精度を持ちながら小型化し、ウェアラブル機器用途を狙う2.0×1.9mmサイズの「MMR933XA」を2016年中に量産する計画だ。

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