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ソニーがイスラエルのLTEモデムベンダー買収:通信機能付きセンサー開発へ
ソニーは2016年1月26日、LTEモデムチップベンダーのイスラエルのAltair Semiconductor(アルティア セミコンダクター)を買収すると発表した。買収額は約250億円。
買収額、約250億円
ソニーは2016年1月26日、LTEモデムチップベンダーのイスラエルのAltair Semiconductor(アルティア セミコンダクター/以下、Altair)を買収すると発表した。買収額は2億1200万米ドル(約250億円)で、2016年2月前半に買収が完了する予定だ。
Altairは、LTE向けモデムチップ技術と関連ソフトウェアを有し、LTEに特化した高性能で低消費電力、低コストのモデムチップ製品などを提供している。従業員数は約220人で、イスラエルの他、米国、中国、台湾に拠点を持つ。
ソニーは、GNSS(衛星測位システム)やイメージセンサーなどのセンシングデバイス技術と、AltairのLTEモデムチップ技術を、組み合わせて通信機能を持つ新たなセンシングデバイスの開発に取り組むという。
今回の買収に関し、ソニーは「今後拡大が期待されるIoT機器やウェアラブル端末などに向けて、通信とセンシングの機能を併せ持つデバイスの提供と、これらデバイスを用いたLTE通信によって実現できる新たなソリューションの提案を目指していく」としている。
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