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ISSCC(国際固体回路会議)とは何か:福田昭のデバイス通信(125) 2月開催予定のISSCC 2018をプレビュー(1)(2/2 ページ)
毎年2月に開催される、半導体チップの回路技術とシステム技術に関する国際学会「ISSCC(国際固体回路会議)」。えり抜きの論文が発表される重要なイベントだ。今回から始まる本シリーズでは、開催を2カ月後に控えたISSCCについて、概要と注目論文を紹介する。
本会議の前夜にワークショップを新たに開催
ISSCC 2018は2018年2月11日〜15日の日程で、米国カリフォルニア州サンフランシスコのマリオットホテルで開催される。近年はずっと、マリオットホテルが会場となっている。本会議(技術講演セッション)は2月12日〜14日である。本会議の前である2月11日はプレイベント、本会議閉幕翌日の15日はポストイベントが予定されている。また本会議の前夜には、前夜祭に相当する、レセプション(歓迎会)を兼ねたワークショップが開催される。このワークショップは、今回のISSCCが初めての試みとなる。
技術講演セッション初日はプレナリ講演から始まる
技術講演セッションの初日である2月12日は、午前のプレナリ講演セッションから始まる。このセッションは、4件の招待講演で構成される。半導体のイノベーションをテーマとする講演、脳型コンピューティングに関する講演、自動運転が普及する未来の社会を展望する講演、コンピュータアーキテクチャの過去と未来を解説する講演が予定されている。
12日の午後からは、技術講演のセッションが始まる。採択論文の内容が順次、発表されていく。技術講演のセッションは14日の午後にかけて実施される。その概要と注目講演は、次回以降でご紹介したい。
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