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航空電子、フィリピンの工場に新棟を建設自動車用コネクターなど増産

日本航空電子工業は、自動車用コネクターの需要増加に対応するため、フィリピンにある製造拠点「JAE Philippines」の第2工場にB棟を新設する。

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フィリピン工場の総床面積は1.5倍以上に

 日本航空電子工業は2018年2月、自動車用コネクターの需要増加に対応するため、フィリピンにある製造拠点「JAE Philippines」の第2工場にB棟を新設すると発表した。B棟は2018年11月に竣工する予定で、第1工場を含むJAE Philippines全体の総床面積は1.5倍以上に拡張されることになる。

 新たに建設する第2工場B棟は鉄骨平屋建て、延べ床面積は約1万8000m2となる。既存工場の3万1000m2と合わせると、総床面積は4万9000m2に拡張される。従来の自動車向けコネクターやハーネスの需要拡大に加え、Type-Cコネクター「DX07」シリーズなどの生産量が増加しているため、新棟建設を決めた。

完成予想図(右図は第2工場全体で、左手前がB棟) 出典:日本航空電子工業

 JAE Philippinesは、1997年に操業を開始。自動車向けを中心としたコネクターやハーネスを製造している。2000年には建屋を約2倍に拡張、2013年には第2工場を建設するなど、生産能力を増強してきた。今後も、コネクターやハーネスなどを生産する主力工場の1つとして、生産能力を強化する考えである。

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