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消費電流95nAのIoT/ウェアラブル端末向けLDO「世界最小クラスの消費電流」

エイブリックは2018年11月12日、消費電流を95nAに抑えたIoT/ウェアラブル端末向けLDO(Low Dorp Out)レギュレーター「S-1318シリーズ」を発売したと発表した。

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 エイブリックは2018年11月12日、消費電流を95nAに抑えたIoT/ウェアラブル端末向けLDO(Low Dorp Out)レギュレーター「S-1318シリーズ」を発売したと発表した。

 S-1318シリーズは、入力電圧範囲1.7〜5.5V。出力電圧は1.2〜3.3Vの範囲で選択でき、出力電流は100mAである。最大の特長は、消費電流を95nAに抑えた点にあり、エイブリックでは「消費電流は従来品と比較して10分の1。世界最小クラスの低消費電流を実現した」と主張する。


従来品と「S-1318シリーズ」の消費電流比較 (クリックで拡大) 出典:エイブリック

 さらに消費電流を抑えたことで「バッテリー駆動機器での電池寿命が25%改善されることが期待できる」とする。また、パワーオフ時の消費電流も2nAと、従来品比5分の1に低減。パワーオフは、S-1318シリーズに備わる「ON/OFF端子」で切り替えられ、機器の動作状態に合わせて、オン、オフを切り替えれば、一層の低消費電流化が図れるようになっている。

 パッケージは1.0×1.0×0.4mmサイズの「HSNT-4(1010)」と、「SOT-23-5」の2種。出力電圧精度は25℃時±1.0%となっている。

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