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物流のDXを支援、Intelの輸送可視化ソリューション日本通運が採用(3/3 ページ)

Intelの日本法人インテルは2019年3月28日、都内で記者説明会を開催し、物流業界向けのIoT(モノのインターネット)ソリューション「インテル コネクテッド・ロジスティクス・プラットフォーム」を発表した。

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日本通運がCLPを採用

 CLPを日本に展開する第1弾として、日本通運が、CLPを採用した輸送状況可視化サービス「Global Cargo Watcher Advance」を開発し、2019年2月に販売を開始した。


CLPを採用した「Global Cargo Watcher Advance」 出典:日本通運(クリックで拡大)

荷物の輸送状況をトラッキングしている画面(クリックで拡大)

日本通運の松本義之氏

 日本通運の取締役 執行役員 航空事業支店長を務める松本義之氏は、「輸送状況の可視化ツールは概念として新しいものではなく、物流業界の企業がそれぞれ専用のサイトを作って顧客に提供してきた」と述べる。だが、例えば荷物に衝撃が発生した場合でも、いつ、どこで発生したのか日時を特定することが困難だったり、サイトの使い勝手がよくなかったりといった理由から、普及が進まずにいたという。

 「CLPの話をインテルから聞いたのは約2年前。そこから、Global Cargo Watcher Advanceを開発した。成田空港からシカゴに荷物を輸送する顧客に、同システムを使用してもらったところ、『使い勝手がよい』『業務効率化が図れる』といった声をもらった」(松本氏)

 同氏は「こうしたシステムが、物流業界のスタンダードとして活用されることを期待する」と語った。

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